TL431LI
- 25℃での基準電圧の許容公差
- 0.5% (Bグレード)
- 1% (Aグレード)
- 標準出力電圧の最小値: 2.495V
- 可変出力電圧: VREF~36V
- -40℃~+125℃で動作(Q温度)
- 最大温度ドリフト
- 10mV (C温度)
- 17mV (I温度)
- 27mV (Q温度)
- 出力インピーダンス: 0.3Ω (標準値)
- シンク電流能力
- Imin = 1mA (最大値)
- IKA = 15mA (最大値)
- リファレンス入力電流IREF:0.4µA (最大値)
- 全温度範囲にわたるリファレンス入力電流の偏差II(dev):0.3µA (最大値)
TL431LIデバイスは3端子の可変シャント・レギュレータで、該当する車載、商業、軍事用の温度範囲全体にわたって熱的な安定性が規定されています。出力電圧は、2つの外付け抵抗を使用して、Vref (約2.495V)から36Vまでの範囲で任意の値に設定できます。これらのデバイスの標準出力インピーダンスは0.3Ωです。これらのデバイスは、アクティブ出力回路により、非常にシャープな電源オン特性を持ち、オンボード・レギュレーション、可変電源、スイッチング電源など多くの用途において、ツェナー・ダイオードの優れた代替品となります。このデバイスは業界標準のTL431のピン互換代替品で、IrefとIIdev性能が最適化されています。IrefとIIdevの値が低いため、設計者は高いシステム精度と低いリーク電流を実現できます。TL432LIデバイスの機能と電気的仕様はTL431LIと完全に同じですが、DBZパッケージのピン配置が異なります。
TL431LIデバイスは、初期公差(25℃時)が0.5%のBグレードと、1%のAグレードの2つのグレードで供給されます。さらに、温度に対する出力ドリフトが小さいため、温度範囲全体にわたって安定性が優れています。
TL43xLIxQデバイスは、-40℃~125℃の範囲で動作が特性付けされています。
技術資料
設計および開発
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ATL431EVM-001 — ATL431 調整可能なシャント・レギュレータ、評価モジュール
ATL431EVM-001 評価基板 (EVM) を使用すると、さまざまな抵抗値を使用してカソード電圧を設定できるので、ATL431 の機能と調整能力に注目できます。 また、電源電圧と直列にさまざまな抵抗を配置する方法で、カソード電流も設定できます。開発中アプリケーションに合わせてボードをカスタマイズするために、EVM 上で使用できる複数の抵抗のほかに、別の複数の抵抗をボードに半田付けすることもできます。 この EVM で 12 (...)
TL431LI and ATL431LI Unencrypted PSpice Average Model
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
多くの TI リファレンス デザインには、TL431LI があります。
TI のリファレンス デザイン セレクション ツールを使用すると、開発中のアプリケーションやパラメータとの適合度が最も高いデザインの確認と特定を進めることができます。
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
---|---|---|
SOT-23 (DBZ) | 3 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点