カテゴリ別の参照
入力電圧別の選択
低入力電圧 (VIN) (7V 以下)
低入力電圧 (VIN) LDO で構成された TI の幅広い製品ラインアップは、低電圧アプリケーションの設計に最適です。
中入力電圧 VIN (7V ~ 30V)
TI の各種レギュレータは、マルチセル バッテリや他の中電圧アプリケーションの設計に最適です。
広い入力電圧範囲:VIN > 30V
30V を超える入力電圧範囲を採用した TI の堅牢な LDO でシステムの信頼性が向上します。
新製品
車載、高 PSRR (電源除去比)、1A、18V、低ドロップアウト (LDO) リニア レギュレータ
概算価格 (USD) 1ku | 0.195
車載、パワー グッド搭載、広い出力電圧範囲、150mA、40V、低ドロップアウト リニア レギュレータ
概算価格 (USD) 1ku | 0.395
耐放射線強化、QMLV と QMLP、2.25V ~ 14V 入力、2A、低ドロップアウト (LDO) レギュレータ
75mA、超低ノイズ、低静止電流 (IQ)、高 PSRR (電源除去比)、低ドロップアウト (LDO) リニア レギュレータ
概算価格 (USD) 1ku | 0.105
電源のトレンド
電力密度
熱を考慮すると、アプリケーションの性能をさらに向上させることができます。LDO の性質は、過剰な電力を熱に変換して電圧のレギュレーションを実行することです。そのため、低消費電力アプリケーションや、VIN と VOUT の差が小さいアプリケーションに適しています。アプリケーションの性能を最大化するうえで、最適なパッケージに封止した最適な LDO を選定することが重要です。
基板レイアウトが LDO の熱性能に及ぼす影響に関する実証的分析
Measuring the Thermal Impedance of LDOs in situ
低静止電流(IQ)
一般的に、超低静止電流 (IQ) を実現しても、システム性能は低下しません。TI が提供する各種レギュレータは、低スタンバイ消費電力と優れた負荷過渡応答を達成しているので、最長のバッテリ動作時間を実現すると同時に、主な性能を維持できます。TI のリニア レギュレータ製品ラインアップは、最大 100V の入力電圧を受け入れる低静止電流 (IQ) LDO も取り揃えているので、低スタンバイ消費電力の実現に対応できます。
Understanding the Foundations of Quiescent Current in Linear Power Systems
LDO の基礎: 静止電流
低ノイズと高精度
TI は低ノイズと高 PSRR (電源除去比) の各種レギュレータで構成された幅広い製品ラインアップを提供しており、低ノイズの設計に伴う課題の解決に貢献します。広い帯域幅にわたって高い PSRR (電源電圧変動除去比) を実現すると、アップストリームの DC/DC コンバータで発生したスイッチング ノイズを LDO で除去できます。低ノイズ (5µVRMS 未満) の出力を実現しているため、低周波ノイズを低減して、ADC や DAC などの高感度アナログ回路に適したシグナル インテグリティを維持できます。その結果、高精度アプリケーション向けのクリーンな電力生成が容易になります。
LDO の基礎: 電源電圧変動除去比 (PSRR)
How to measure LDO noise
技術リソース
LDO の基礎 (Rev. A 翻訳版)
低ドロップアウト(LDO)レギュレータ クイック・リファレンス・ガイド (Rev. N 翻訳版)
A Topical Index of TI LDO Application Notes (Rev. F)
主なアプリケーションの概要
低ノイズで電源除去比 (PSRR) の高い低ドロップアウト レギュレータ (LDO) を使用すると、スマート メーターの寿命を犠牲にせずに、センサ負荷をピーク性能に達するまで高めることができます。
LDO は、ガス、電気、暖房、水道メーターの測定精度を最大限に高め、ノイズと消費電力を低減するのに役立ちます。TI の低スタンバイ電流および低ノイズの LDO は、過渡性能を低く維持しながら、バッテリ動作時間を延長できます。
主なリソース
- TIDA-00839 – 低消費電力のホール エフェクト センサを使用した磁気改ざん検出のリファレンス デザイン
- TIDA-010008 – グリッド・アプリケーションを過渡から保護するフラットクランプ TVS(過渡電圧サプレッサ)ベースのリファレンス・デザイン
- メーターの効率向上 – 技術記事
- Linear power for automated industrial systems – アプリケーション・ノート
AEC-Q100 認定試験に準拠した高精度で高 PSRR の LDO により、バッテリに蓄積したエネルギーを、トラクション ドライブ向けの瞬時マルチフェーズ AC 電力に変換できます。
電圧範囲が広い低消費電力 LDO によって効率的なドライブトレインを設計できます。安全性や性能を犠牲にせずに、温度範囲全体にわたって高 PSRR と高精度を維持するクリーンなレールを確保できます。
主なリソース
- PMP23223 – バイアス電源搭載、スマート絶縁型ゲート・ドライバのリファレンス・デザイン
- TIDA-020014 – 3 種類の IGBT/SiC 向けバイアス電源ソリューション搭載、HEV/EV トラクション・インバータ出力段のリファレンス・デザイン
- TPS7B84-Q1 – 車載、イネーブル機能搭載、高速過渡応答、150mA、40V、低ドロップアウト (LDO) リニア レギュレータ
- TPS7B86-Q1 – 車載、パワー・グッド機能搭載、500mA、40V、超低静止電流 (IQ)、低ドロップアウト (LDO) リニア・レギュレータ
- TPS7B4253-Q1 – 車載向け、300mA、バッテリ直結対応 (40V)、調整可能な電圧トラッキング機能、低ドロップアウト電圧レギュレータ
TI の高精度、高 PSRR の LDO を使用することで、アナログ フロント エンド、フィールド プログラマブル ゲートアレイ (FPGA)、デジタル信号プロセッサ向けのクリーンで安定したレールを提供できます。
高 PSRR で低ノイズの LDO は、クリーンな DC 信号を生成することで、コンバータ、クロック、FPGA などの医療用画像処理信号チェーンで高精度かつクリーンなレールを実現できるため、ノイズに敏感な負荷に電源が悪影響を及ぼすのを防げます。熱抵抗の小さいデバイスは、高い入力電圧と大電流の組み合わせを前提とする医療用アプリケーションでも重要です。
主なリソース
- TIDA-01352 – 400W 連続、スケーラブル、±2.5 ~ ±150V、プログラマブル超音波電源のリファレンス・デザイン
- TIDA-01458 – 超音波 CW パルサ向け低ノイズ、固定ドロップアウト、±2.5 ~ ±12V 出力、3A 電源のリファレンス・デザイン
- PARALLEL-LDO-CALC – パラレル LDO (低ドロップアウト) のカリキュレータ
低静止電流 (IQ) によってバッテリ動作時間を最大化する医療用および個人用ウェアラブル エレクトロニクスを、チップスケール パッケージで製作できます。
TI の低消費電力、低ドロップアウト (LDO) レギュレータは、医療用および商用ウェアラブル エレクトロニクス向けのチップスケール パッケージで、バッテリ動作時間を延長できます。低静止電流 (IQ) のデバイスは、性能を犠牲にすることなく、スタンバイ モード時のウェアラブル デバイスの消費電力を最小限に抑えます。
主なリソース
- TIDA-00373 – 周辺光および近接センサによるバックライトおよびスマート・ライティング制御、リファレンス・デザイン
- TIDA-050007 – 超低スタンバイ電力、ワイヤレス小型イヤホン向けバッテリ・チャージャのリファレンス・デザイン
- PMP21884 – ウェアラブル向け、バッテリ充電機能搭載、超小型、超低静止電流 (IQ) DC/DC 電源のリファレンス・デザイン
AEC-Q100 対応の LDO を使用すると、電気自動車の充電時にクリーンなレールを確保できます。
ハイブリッド車や電気自動車の単相 AC 400V オンボード チャージャと高電圧から低電圧への変換用 DC/DC コンバータでは、安定した電圧レールを維持するために、低ノイズの低コスト LDO を使用しています。
主なリソース
- TIDA-020030 – SiC/IGBT isolated gate driver reference design with thermal diode and sensing FET
- TIDA-020014 – 3 種類の IGBT/SiC 向けバイアス電源ソリューション搭載、HEV/EV トラクション・インバータ出力段のリファレンス・デザイン
- PMP30473 – Lowest noise auxiliary dual output power supply reference design
- TPS7B84-Q1 – 車載、イネーブル機能搭載、高速過渡応答、150mA、40V、低ドロップアウト (LDO) リニア レギュレータ
- TPS7B81-Q1 – 車載向け、イネーブル搭載、150mA、バッテリ直結対応 (40V)、超低静止電流 (IQ)、低ドロップアウト電圧レギュレータ
- LDO Noise Demystified (Rev. B) – アプリケーション・ノート
- 車載 DC/DC コンバータ向けの PCB 熱設計 – ビデオ
設計と開発に役立つリソース
TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
DBV、DRB、DRV、DQN の各パッケージ向け、汎用 LDO リニア電圧レギュレータの評価基板
MULTIPKGLDOEVM-823 評価基板 (EVM) は、回路アプリケーションで使用できるかどうかを検証する目的で、リニア レギュレータのいくつかの一般的なパッケージを使用して、動作と性能を評価するのに役立ちます。この特定の評価基板 (EVM) 構成は、DRB、DRV、DQN、DBV の各フットプリントに対応しており、検討対象である低ドロップアウト (LDO) レギュレータの半田付けと評価を実行できます。
DCY、DDA、KVUパッケージ向け汎用LDOリニア電圧レギュレータの評価モジュール
MLTLDO2EVM-037 マルチパッケージ低ドロップアウト (LDO) 評価基板 (EVM) を使用すると、独自回路アプリケーションで採用する可能性のある使用方法に関して、リニア・レギュレータが一般的に採用している各種パッケージの動作と性能を評価することができます。この EVM 構成は、DDA、3 ピンと 5 ピンの各 KVU、DCY という各パッケージのフットプリントを確保しており、実際に使用するパーツの半田付けと評価を実施できます。