LM5122
- 最大入力電圧: 65V
- 最小入力電圧: 3V (スタートアップには4.5V)
- 出力電圧: 最大100V
- バイパス(VOUT = VIN)動作
- 1.2V、±1%精度の基準電圧
- フリーランと、1MHzまでの同期スイッチング
- ピーク電流モード制御
- 堅牢な3Aの内蔵ゲート・ドライバ
- アダプティブ・デッドタイム制御
- オプションのダイオード・エミュレーション・モード
- サイクル単位の電流制限をプログラム可能
- ヒカップ・モードの過負荷保護
- ラインUVLOをプログラム可能
- ソフトスタートをプログラム可能
- サーマル・シャットダウン保護機能
- シャットダウン時の低い静止電流: 9µA
- スロープ補償をプログラム可能
- スキップ・サイクル・モードをプログラム可能で、スタンバイ電力を削減
- 外部VCC電源に対応
- インダクタDCR電流センシング機能
- マルチフェーズ機能
- 熱的に強化された20または24ピンのHTSSOP
- WEBENCH® Power Designerにより、LM5122を使用するカスタム設計を作成
LM5122はマルチフェーズが可能な同期整流昇圧コントローラで、高効率の同期整流昇圧レギュレータ用途を意図しています。制御方式は、ピーク電流モード制御を基礎としています。電流モード制御は性質上、ラインのフィードフォワードと、サイクル単位の電流制限が可能で、ループ補償が簡単です。
スイッチング周波数は最高1MHzにプログラム可能です。2つの堅牢なNチャネルMOSFETゲート・ドライバと、アダプティブ・デッドタイム制御により、より高い効率を実現できます。また、ダイオード・エミュレーション・モードをユーザーが選択可能で、不連続モードの動作が可能になり、軽負荷状況で効率が向上します。
内部チャージ・ポンプにより、ハイサイド同期スイッチの100%デューティ・サイクルが可能です(バイパス動作)。180°フェーズ・シフトされたクロック出力により、マルチフェーズのインターリーブ構成を簡単に実現できます。その他、サーマル・シャットダウン、周波数同期、ヒカップ・モード電流制限、可変のライン低電圧誤動作防止などの機能があります。
技術資料
設計および開発
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LM5122EVM-1PH — LM5122EVM-1PH 同期整流・昇圧コントローラ評価モジュール
LM5122EVM-2PH — LM5122EVM-2PH 同期整流・昇圧コントローラ評価モジュール
PMLKBOOSTEVM — TPS55340 と LM5122 を使用する TI-PMLK 昇圧検証用ボード
TI-PMLK Boost 検証用ボードは、TI パワー・マネージメント・ラボ・キット(TI-PMLK)シリーズに属す製品です。TI-PMLK シリーズは内容が実践的で、電源設計に関する知識を深めることができます。TI-PMLK シリーズの検証用ボードはモジュラー型のためカスタム化が可能で、電源設計の全体に関する理解に役立ちます。 TI-PMLK Boost 検証用ボードは、TPS55340 と LM5122 を搭載しています。 TI-PMLK Boost Experiment Lab (...)
LM5122 Dual-Phase TINA-TI Transient Reference Design
LM5122 TINA-TI Transient Reference Design (Rev. B)
LM5122 TINA-TI Transient Spice Model (Rev. B)
LM5122 Unencrypted PSpice Average Model Package (Rev. A)
多くの TI リファレンス デザインには、LM5122 があります。
TI のリファレンス デザイン セレクション ツールを使用すると、開発中のアプリケーションやパラメータとの適合度が最も高いデザインの確認と特定を進めることができます。
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
---|---|---|
HTSSOP (PWP) | 24 | Ultra Librarian |
HTSSOP (PWP) | 20 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点