TPS22917
- 動作入力電圧範囲 (VIN):1V~5.5V
- 最大連続電流 (IMAX):2A
- オン抵抗 (RON)
- 5VIN = 80mΩ (標準値)
- 1.8VIN = 120mΩ (標準値)
- 1VIN = 220mΩ (標準値)
- 超低消費電力
- オン状態 (IQ):0.5µA (標準値)
- オフ状態 (ISD):10nA (標準値)
- ON ピンのスマート・プルダウン (RPD)
- ON ≥ VIH (ION):10nA (最大値)
- ON ≤ VIL (RPD):750kΩ (標準値)
- 電源オンの調整により突入電流を制限可能 (tON)
- 72mV/µs (CT = オープン) 時に 5V tON = 100µs
- 2.3mV/µs (CT = 1000pF) 時に 5V tON = 4000µs
- 出力放電および立ち下がり時間を変更可能
- オプションの QOD 抵抗 ≥ 150Ω (内部)
- 常時オンの真の逆電流ブロック (RCB)
- アクティブ化電流 (IRCB):–500mA (標準値)
- 逆リーク電流 (IIN,RCB):–1µA 以下
TPS22917x デバイスは小型のシングル・チャネル負荷スイッチで、リーク電流の低い P チャネル MOSFET を使用し、電力損失を最小限に抑えています。高度なゲート制御設計により、最低 1V の電圧で動作し、オン抵抗と電力損失の増大は最小限です。
立ち上がりと立ち下がりの時間は、外付け部品により別々に変更でき、システム・レベルの最適化が可能です。タイミング・コンデンサ (CT) および電源オン時間の変更により、不必要なシステム遅延を増やすことなしに、突入電流を管理できます。出力放電抵抗 (QOD) を使用して、出力の立ち下がり時間を調整できます。QOD ピンを出力に直接接続すると、立ち下がり時間が最短に、オープンにすると立ち下がり時間が最長になります。
スイッチのオン状態はデジタル入力により制御され、この入力は低電圧の制御信号と直接接続できます。TPS22917 はアクティブ HIGH のイネーブル・ロジックを使っており、TPS22917L はアクティブ LOW のイネーブル・ロジックを使っています。電源が最初に印加されたときには、スマート・プルダウンを使用して、システムのシーケンシングが完了するまで、ON ピンがフローティング状態になることが防止されます。ON ピンが意図的に HIGH (≥ VIH) に駆動された後、不必要な電力損失を避けるため、スマート・プルダウン (RPD) は切断されます。
TPS22917x デバイスは、ハンダ接合部の目視検査が可能なリード付き SOT-23 パッケージ (DBV) で供給されます。このデバイスは、–40℃~125℃の温度範囲での動作が規定されています。
技術資料
種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | TPS22917x 1V~5.5V、2A、80mΩ、超低リーク負荷スイッチ データシート (Rev. B 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.B) | PDF | HTML | 2022年 2月 17日 |
e-Book(PDF) | 11 Ways to Protect Your Power Path(英語) | 英語版 | 2020年 10月 30日 | |||
アプリケーション概要 | Making the Switch to an Integrated Load Switch | 2019年 6月 11日 | ||||
アプリケーション・ノート | Integrated Load Switches Versus Discrete MOSFETs (Rev. A) | 2019年 5月 6日 | ||||
アプリケーション・ノート | Load Switch Thermal Considerations (Rev. A) | 2018年 10月 11日 | ||||
アプリケーション・ノート | Basics of Load Switches (Rev. A) | 2018年 9月 5日 | ||||
ユーザー・ガイド | TPS22917 Load Switch Evaluation Module | 2017年 10月 5日 | ||||
アプリケーション・ノート | Selecting a Load Switch to Replace a Discrete Solution | 2017年 4月 30日 | ||||
アプリケーション・ノート | Timing of Load Switches | 2017年 4月 27日 | ||||
アプリケーション・ノート | Fundamentals of On-Resistance in Load Switches | 2016年 6月 9日 | ||||
アプリケーション・ノート | Quiescent Current vs Shutdown Current for Load Switch Power Consumption | 2016年 3月 30日 | ||||
アプリケーション・ノート | Managing Inrush Current (Rev. A) | 2015年 5月 28日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
HALL-TRIGGER-EVM — 外部磁界保護機能搭載、非接触型、ホール効果、可変速度トリガの評価基板
TPS22917EVM — TPS22917 5.5V、2A、80mΩ オン抵抗ロード・スイッチの評価モジュール
TPS22917 Unencrypted PSpice Transient Model Package (Rev. A)
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
TIDA-00300 — 絶縁整流同期シリアル通信モジュール
TIDA-01584 — ロード・スイッチを使用する電源シーケンシングのリファレンス・デザイン
TIDA-060032 — 外部磁界保護機能搭載、非接触型、ホール効果、可変速度トリガのリファレンス・デザイン
(...)
TIDA-010055 — TIDA-010055
TIDA-010049 — TIDA-010049
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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SOT-23 (DBV) | 6 | Ultra Librarian |
購入と品質
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。