TIDA-00176
高精度位置補間機能付き Sin/Cos エンコーダへのインターフェイスのリファレンス デザイン
TIDA-00176
概要
TIDA-00176 リファレンス デザインは、Sin/Cos 位置エンコーダに対する EMC 準拠の産業用インターフェイスです。アプリケーションには、高精度の速度制御と位置制御を必要とする産業用ドライブが含まれています。
この設計は 16 ビットのデュアル サンプル ADC を使用しており、ドロップイン互換性のある 14 ビットまたは 12 ビットのバージョンが利用できるので、性能とコストを最適化できます。また、TIDA-00176 では、SPI および QEP インターフェイスを使用して外部プロセッサとの接続が容易で、オプションの組込み ADC を使用できます。迅速な評価を実現するために、Piccolo F28069M マイコン LaunchPad 用のサンプル ファームウェアが提供されています。このファームウェアは、Sin/Cos エンコーダから測定した角度を、マイコンの USB 仮想 COM ポート経由で最大 28 ビットの分解能で出力します。
特長
- 2.5V オフセット、最大 500kHz の入力周波数で 1Vpp の差動出力を使用する、EMC 規格準拠、Sin/Cos エンコーダ用の産業用インターフェイス設計
- 高分解能の位置補間、最大 28 ビットの分解能、ケーブル長 70m までテスト済み
- デュアル アナログ シグナル チェーンは、16 ビット デュアル SAR ADC とマイコンの組込み ADC との同時使用が可能で、経路の両方を評価したり経路の一方を最適化したりすることで、帯域幅を減らしてノイズ耐性を向上可能
- SPI および QEP インターフェイスでマイコンに簡単に接続できるほか、ドロップイン互換性のある 14 または 12 ビットの ADC により、分解能要件が未決定るのコスト最適化オプションも利用可能
- 16kHz で計算された高分解能な角度と USB 仮想 COM ポート経由で送信された角度データ使用した C2000 マイコン用ファームウェアのサンプルで、性能を簡単に評価可能
- IEC61000-4-2、4-4、4-5 (ESD、EFT、サージに関する EMC 耐性要件) のテスト済み
産業用
- 48-V servo drive
- AC ドライブ位置フィードバック
- AC 入力閉ループ・ステッパ
- アブソリュート誘導性エンコーダ
- アブソリュート磁気エンコーダ
- アブソリュート光エンコーダ
- DC 入力閉ループ・ステッパ
- ヒューマノイド (ヒト型ロボット) の位置センサ
- 油圧(水圧)式 / 空気式アクチュエータ・ドライブ・システム
- リニア・モーター位置センサ
- リニア・モーター・セグメント・コントローラ
- ロジスティクス・ロボットのモーション・コントローラ
- Multi-axis servo drive
- ロボット位置フィードバック アグリゲータ
- ロボットの位置センサ
- サーボ・ドライブ制御モジュール
- サーボ・ドライブ機能安全モジュール
- サーボ・ドライブ位置フィードバック
- Single-axis servo drive
- トラクション・ドライブ・システム
- トラクション・インバータとモーター制御
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRF55.PDF (48 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
製品
設計や代替製品候補に TI 製品を含めます。
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技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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* | 設計ガイド | Interface to Sin/Cos Encoders Design Guide (Rev. A) | 2015年 7月 9日 | |||
技術記事 | Designing an EMC-compliant interface to motor position encoders – Part 5 | PDF | HTML | 2015年 11月 10日 |