TIDA-00506
オートモーティブ静電容量近接キック・ツー・オープン検出、リファレンス・デザイン
TIDA-00506
概要
このリファレンス・デザインは、プラスチック製バンパー内に設置する車載キック・ツー・オープン・アプリケーション向けに、TI の FDC1004 評価基板 (EVM) を使用する場合の近接感度を提示します。このデザインは、バンパーに付着した泥と水にさらされる場合のテスト結果も提示しており、一般的な環境要因による影響の判断を可能にします。
特長
- 入力オフセット静電容量は最大 100pF。最大のオフセット静電容量に対応する能力があるので、リモート・センサや長いケーブルが使用可能です。また、(温度や湿度などによる) 環境の経時変化の追跡と補償が可能です。
- 最大 400pF の 2 チャネル・シールド駆動。大きなシールド駆動能力により、EMI、雑音、望ましくない物体の近接など環境に起因する干渉を緩和し、静電容量センサの検知方向を絞り込むことができるので、分解能の向上が可能です。
- 16 ビットの実効分解能 (ノイズ・フロア) を実現しており、小型で低コストの伝導性センサを使用した遠距離物体検知が可能です。
- 4 つの測定チャネルにより、複数のアプリケーションに対応できます。たとえば、1 つのチャネルを環境センサとして使用して環境 (温度や湿度など) の変化を追跡および補償することができます。
- 3mm x 3mm という小型のフットプリントにより、スペース制約が厳しいアプリケーションでこのデバイスを使用できます。
組み立てられたボードは、テストと性能検証のみの目的で開発されたものであり、販売していません。
設計ファイルと製品
設計ファイル
すぐに使用できるシステム・ファイルをダウンロードすると、設計プロセスを迅速化できます。
TIDRD68.PDF (108 K)
設計に使用したコンポーネント、参照指定子、メーカー名や型番などを記入した詳細なリスト
技術資料
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種類 | タイトル | 英語版のダウンロード | 日付 | |||
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* | ユーザー・ガイド | TIDA-00506 Design Considerations | 2015年 3月 4日 | |||
試験報告書 | TIDA-00506 Test Results | 2015年 3月 4日 |