データシート
TCA9511A
- I2C バス信号の双方向データ転送をサポート
- 2.3V~5.5V の動作電源電圧範囲
- TA 周囲空気温度範囲:-40℃~125℃
- すべての SDA および SCL ラインの 1V プリチャージにより、活線挿入時の破損を防止
- Standard モードおよび Fast モードの I2C デバイスに対応
- クロックの延長、調停、同期をサポート
- 電源オフ時に高インピーダンスになる I2C ピン
TCA9511A は、データおよびクロック・ラインを破損することなく、動作中のバックプレーンに I/O カードを挿入できる、ホットスワップ可能 I2C バス・バッファです。I/O カードでバスの競合が発生しないように、STOP コマンドが発行されるまで、またはバス・アイドル条件がバックプレーンで発生するまでの間、バックプレーン側の I2C ライン (in) がカード側の I2C ライン (out) に接続するのを制御回路が防止します。接続が行われると、このデバイスは双方向のバッファ処理を行い、バックプレーンとカードの容量を絶縁状態に維持します。挿入中、SDA および SCL ラインは 1V にプリチャージされ、デバイスの寄生容量を充電するのに必要な電流を最小限に抑えます。
I2C バスがアイドルのとき、TCA9511A は EN ラインを LOW に設定することで、シャットダウン・モードに移行して消費電力を低減できます。EN を HIGH にすると、TCA9511A は通常動作を再開します。オープン・ドレインの READY 出力ピンも搭載されており、バックプレーンとカードの側が互いに接続されたことを示します。READY が HIGH のとき、SDAIN および SCLIN は、SDAOUT および SCLOUT に接続されています。2 つの側が切断されているとき、READY は LOW になります。
技術資料
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5 をすべて表示 種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | TCA9511A ホットスワップ可能 I2C バスおよび SMBus バッファ データシート (Rev. C 翻訳版) | 英語版 (Rev.C) | PDF | HTML | 2021年 7月 12日 | |
アプリケーション・ノート | Understanding Transient Drive Strength vs. DC Drive Strength in Level-Shifters (Rev. A) | PDF | HTML | 2024年 7月 3日 | |||
アプリケーション・ノート | I2C Solutions for Hot Swap Applications (Rev. A) | 2023年 1月 31日 | ||||
証明書 | TCA9511AEVM EU Declaration of Conformity (DoC) | 2020年 8月 18日 | ||||
EVM ユーザー ガイド (英語) | EVM User's Guide for TCA9511A | 2019年 9月 4日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
評価ボード
TCA9511AEVM — ホットスワップ可能 2 線式バス バッファの評価基板
この EVM (評価基板) は、調整可能な複数のプルアップ抵抗とバス静電容量を通じて、構成可能な各種負荷条件を実現します。その結果、設計者の皆様は、開発中システムでこのデバイスの性能を簡単にテストすることができます。この評価基板には、温度範囲全体をテストするためのソケットを実装することもできます。
ユーザー ガイド: PDF
設計ツール
I2C-DESIGNER — I2C designer tool
I2C Designer ツールを使用すると、I2C ベースの設計で、アドレッシング、電圧レベル、周波数に関する競合を迅速に解決できます。マスター入力とスレーブ入力に関する指定を行い、I2C ツリーを自動的に生成すること、またはカスタム・ソリューションを構築することができます。設計者の皆様はこのツールを使用すると、時間を節約できます。また、Ack (確認応答) の欠落に対するデバッグ、プルアップ抵抗の選定、I2C バス上での最大静電容量負荷の準拠に関するガイドラインを参照し、I2C 規格に準拠することもできます。
シミュレーション・ツール
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
シミュレーション・ツール
TINA-TI — SPICE ベースのアナログ・シミュレーション・プログラム
TINA-TI は、DC 解析、過渡解析、周波数ドメイン解析など、SPICE の標準的な機能すべてを搭載しています。TINA には多彩な後処理機能があり、結果を必要なフォーマットにすることができます。仮想計測機能を使用すると、入力波形を選択し、回路ノードの電圧や波形を仮想的に測定することができます。TINA の回路キャプチャ機能は非常に直観的であり、「クイックスタート」を実現できます。
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA-TI をインストールするには、約 500MB が必要です。インストールは簡単です。必要に応じてアンインストールも可能です。(そのようなことはないと思いますが)
TINA は DesignSoft (...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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VSSOP (DGK) | 8 | Ultra Librarian |
購入と品質
記載されている情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。