TAS6421-Q1
- 高度な負荷診断機能
- DC 診断を入力クロックなしで実行
- インピーダンスおよび位相応答を使った AC 診断によるツイータ検出
- CISPR25-L5 EMC 仕様に容易に適合
- 車載アプリケーション向けに AEC-Q100 認証済み
- 温度グレード:-40℃~+125℃
- オーディオ入力
- I2S または 4/8 チャネルの TDM 入力
- 入力サンプル・レート:44.1kHz、48kHz、96kHz
- 入力フォーマット:16 ビットから 32 ビットの I2S および TDM
- オーディオ出力
- シングル・チャネルのブリッジ結合負荷 (BTL)
- 最高 2.1MHz の出力スイッチング周波数
- 27W (10% THD、14.4V BTL、4Ω 負荷)
- 45W (10% THD、14.4V BTL、2Ω 負荷)
- 14.4V BTL、4Ω 負荷でのオーディオ性能
- THD+N < 0.02% (1W)
- 出力ノイズ: 42µVRMS
- クロストーク: -90dB
- ホストから独立した動作による負荷診断
- 出力負荷の開路と短絡
- 出力からバッテリまたはグランドへの短絡
- 最大 6kΩ のライン出力検出
- 保護機能
- 出力電流制限および短絡保護
- 40V の負荷ダンプ
- グランド・オープン/電源オープンへの耐性
- 過熱警告およびシャットダウン
- 低電圧および過電圧、DC オフセット
- 一般的な動作
- 電源電圧:4.5V~26.4V
- 4 つのアドレス・オプションを持つ I2C 制御
- クリップ検出 (ラッチ付きまたはラッチなし)
TAS6421-Q1 は 1 チャネルのデジタル入力 Class-D Burr-Brown™オーディオ・アンプで、2.1MHz の PWM スイッチング周波数を実装しているため、非常に小さなサイズの PCB でコスト最適化されたソリューションを実現可能です。開始/停止イベントについて最低 4.5V で完全な動作を行い、最大 40kHz のオーディオ帯域幅で非常に優れた音質を提供します。TAS6421-Q1 は TAS642x-Q1 ファミリのデバイスとフットプリントおよびピン互換であるため、複数のシステム構成を最小限の再設計作業で簡単かつ柔軟にサポートできます。
出力スイッチング周波数を AM バンドよりも高く設定すると、AM バンドの干渉を排除し、出力フィルタリングを減らしてコストを削減できます。また、AM バンドよりも低く設定すれば、効率を最適化できます。負荷診断機能も組み込まれているため、出力の誤接続や AC 結合されたツイータを検出して診断できます。
TAS6421-Q1 には 1 つのチャネルがあり、14.4V 電源で 4Ω 負荷に 27W、2Ω 負荷に 45W、25V 電源で 4Ω 負荷に 75W を供給できます (いずれも 10% THD+N)。
ピン互換である 2 チャネルおよび 4 チャネルのデバイスについては、TAS6422-Q1、TAS6424L-Q1、TAS6424M-Q1、TAS6424-Q1 を参照してください。
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技術資料
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6 をすべて表示 種類 | タイトル | 最新の英語版をダウンロード | 日付 | |||
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* | データシート | TAS6421-Q1 75W、2MHz デジタル入力、1 チャネル車載用 Class-D Burr-Brown™ オーディオ・アンプ、負荷ダンプ保護および I2C 診断機能搭載 データシート (Rev. A 翻訳版) | PDF | HTML | 英語版 (Rev.A) | PDF | HTML | 2020年 5月 22日 |
ホワイト・ペーパー | オーディオ・イノベーション: 車載、スマートホーム、およびプロ向けオーディオ・アプリケーション向け | 英語版 | 2019年 10月 14日 | |||
アプリケーション概要 | Diagnostics and Protections in Automotive Audio Systems (Rev. A) | 2019年 9月 24日 | ||||
技術記事 | TI Burr-Brown™ technology: always on the edge of audio innovation | PDF | HTML | 2019年 9月 19日 | |||
アプリケーション・ノート | Inductor Selection Guide for 2.1 MHz Class-D Amplifiers (Rev. A) | 2019年 9月 5日 | ||||
EVM ユーザー ガイド (英語) | TAS6421-Q1 EVM User's Guide | 2019年 4月 25日 |
設計および開発
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページをご覧ください。
評価ボード
TAS6421Q1EVM — TAS6421-Q1 I2C 診断機能搭載、2.1MHz、1 チャネルのデジタル入力 Class-D オーディオ・アンプの評価モジュール
The TAS6421-Q1 evaluation module showcases the industry's first 2.1-MHz 1-Ch Digital Input Class-D Audio solution for Automotive Infotainment applications. TAS6421-Q1’s 2.1-MHz switching frequency allows customers to significantly reduce inductor size and cost and optimize total system cost. (...)
ユーザー ガイド: PDF
シミュレーション・ツール
PSPICE-FOR-TI — TI Design / シミュレーション・ツール向け PSpice®
PSpice® for TI は、各種アナログ回路の機能評価に役立つ、設計とシミュレーション向けの環境です。設計とシミュレーションに適したこのフル機能スイートは、Cadence® のアナログ分析エンジンを使用しています。PSpice for TI は無償で使用でき、アナログや電源に関する TI の製品ラインアップを対象とする、業界でも有数の大規模なモデル・ライブラリが付属しているほか、選択された一部のアナログ動作モデルも利用できます。
設計とシミュレーション向けの環境である PSpice for TI (...)
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リファレンス・デザイン
TIDEP-01020 — Automotive domain controller for gateway, assisted and automated driving systems reference design
現在市販されている自動車のうち、分散アーキテクチャを採用した車種は、個別の ECU (電子制御ユニット) を使用しています。この種の ECU は一般的に、新しく登場する自動車アーキテクチャが必要とする複雑なタスクやデータの移動を取り扱うための処理能力や高速インターフェイスが不足しています。より高度な水準の機能を実現するには、DMIPS (処理能力)、データ帯域幅、電力効率の適切な組み合わせが必要です。TI の Jacinto™ 7 ファミリに属する DRA829V と TDA4VM の各プロセッサは、この種のアーキテクチャが必要とする性能、電力要件、車載インターフェイスを実現しています。
(...)
パッケージ | ピン数 | CAD シンボル、フットプリント、および 3D モデル |
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HSSOP (DKQ) | 56 | Ultra Librarian |
購入と品質
記載されている情報:
- RoHS
- REACH
- デバイスのマーキング
- リード端子の仕上げ / ボールの原材料
- MSL 定格 / ピーク リフロー
- MTBF/FIT 推定値
- 使用原材料
- 認定試験結果
- 継続的な信頼性モニタ試験結果
記載されている情報:
- ファブの拠点
- 組み立てを実施した拠点
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス デザインが存在する可能性があります。